長所進展か、欠点解消か
2017年01月07日憶えるテクニック『憶テク(オボテク)』の
「よいの先生」こと吉野邦昭です。
今日の音声はこちらです。
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今日明日は仙台で、
記憶法のトレーニングをしています。
ある方が、
「このセミナーは素晴らしいよ!」
と、宮城を中心とした方々を
20人もの方を集めてくださいました。
予定では、明日の夕方6時頃には、
全員の皆さんに、東大生の前で見せると、
「相手がビックリしてイスから転げ落ちてしまう」
という記憶法を出来るようになっていただきます。
この記憶法セミナーでは、
記憶法だけではなく
アタマ(脳)のトレーニングもやります。
記憶って、アタマ(脳)でやりますから、
その土台であるアタマ(脳)を整えないと
記憶法が入らないのです。
今日、意識してトレーニングしているのは、
(もちろん記憶法をお伝えしますが)
『脳(アタマ)の躾け方』を
お伝えし、受講生の方々に染み込ませています。
言い換えれば、あなたがどのように、
『ご自身のアタマ(脳)に対応しているのか』
という事です。
その、ひとつの切り口ですが、
教育方針として
『欠点解消と長所進展』
という相反する方針があります。
そのどちらが良いのか??
私は、この、脳トレと出会う前・・・
子供の頃~学生時代~サラリーマン時代と
成長する中で、
親の教育、学校の教育、社会の風土、
日本の会社を越えたサラリーマン社会の風土などで
ほとんどが「欠点解消」の教育を
受けてきたと思います。
そして、私自身、
「欠点解消が効果的だ」
と思って、
後輩や部下なども指導してきました。
しかし、今は
『長所進展』
に重きを置くようにしています。
ここで、
『欠点解消』が不要と言う意味では
ないのです。
長所進展と欠点解消なら、
『まず、長所進展からスタートする』
ということなのです。
長所進展と言うのはどういう事か。
「良いところを伸ばしていく」という
言葉のとおりです。
いろいろなところで『長所進展』と言う言葉を聞き、
説明を聞くのですが、
なかなか普及していません。
確かに、
『欠点解消』
も大切なのです。
どれだけ長所進展で伸びても、
たった1つのミスで
折角積み上げて伸びてきたことが
水泡に帰してしまいますものね!
失敗しないという事は大切ですが、
『長所進展』『欠点解消』
のどちらかといえば
私は
「長所進展を先に取る」
です。
その後で
余裕があれば
「欠点解消に取り組む」
です。
その理由をお話ししましょう。
欠点解消という、
ミスをしないという事は大切です。
そのメリットは
「落ちない」・・・
マイナスを無くしていくのです。
しかし、そこには
プラスが無いのです。
「良かったなぁ」という
快感が無いのです。
欠点解消は
マイナスを無くすことは出来るのですが、
±ゼロにはなっても
プラスになることはありません。
そうすると、
アタマ(脳)というのは
「快」がエネルギー源なのですが
快・・・すなわちプラスがないと
動けないのです。
欠点解消をしていると、
いつかはチカラ尽きるのです。
遅かれ早かれガス欠になってしまいます。
そして無気力になるのです。
一方、
長所進展は、
簡単に言うと褒められますから、
「ヤッター」という
快感がアタマ(脳)の中に生じます。
この「快」が、
「もうちょっとやってみよう」
という、
次の行動につながるのです。
そうやっているうちに、
例えば壁にぶつかっても、
「何とか乗り越えよう」
と言えるようになる
エネルギーの蓄積(ストック)が
積みあがっているのです。
ということで、
まず、長所進展で
あなたのアタマ(脳)の中に、
「快」というガソリンを蓄積する。
その後、
充分にガソリンが溜まったならば
欠点解消で
マイナスを無くしていくということも
良いでしょう。
ということで、
私のセミナーの中でも
この方針を徹底して
受講生の中に染み込ませています。
今日も、前半、褒めまくりました。
で、午後から、ちょっとずつ
欠点解消も始めました。
さて、
明日はどうなるでしょうか?!
また、ご報告したいと思います。
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